セントジョーンズワートとは?効果効能などの基本情報

ハーブ

セントジョーンズワート

セイヨウオトギリソウ

学名

Hypericum perforatum

英名

St. John’s wort, hypericum, Klamath weed, goatweed

科名

オトギリソウ科

使用部位

開花時の地上部(葉・茎・花)

花言葉

「予言者」「迷信」「不信」

忙しい人向け ステータス表

総合評価

項目スコア評価の理由
成分の注目度★★★★★軽度から中等度の心の揺らぎに対し、多くの研究が進んでいます。
汎用性★★★★☆飲用やサプリだけでなく、外用のオイルケアとしても優秀。
安全性★☆☆☆☆【要注意】 多くの医薬品と重なるため、最も慎重な確認が必要です。
実感の速さ★★☆☆☆心のケアとして取り入れる場合、数週間〜1ヶ月程度の継続が目安。
入手しやすさ★★★★★サプリメントとして、ドラッグストア等でも容易に購入可能。

固有指標の評価(期待される働き)

項目スコア評価の理由
心のバランス維持★★★★★気分を前向きにし、不安や季節的な落ち込みをサポート。
神経のリラックス★★★★☆ストレス性の不眠や緊張を、穏やかに和らげる働きが期待。
女性のサイクル維持★★★★☆更年期や周期に伴う、特有の不調の軽減に役立つとの報告。
外側からの鎮静★★★★☆オイルの形で、筋肉の違和感や打撲などのケアに高い支持。

評価スコアやランクについて…このステータス表は、専門機関のデータベース(厚生労働省eJIMや国立健康・栄養研究所など)の情報を基に、僕個人の使用感や視点を加えて作成したものです。効果の感じ方には個人差がありますので、あくまで目安としてお楽しみください。

主な効果・効能

精神的な不調の穏やかな緩和

軽度から中等度のうつ病、不安感、季節性感情障害(SAD)などへの有効性が、多くの研究で示唆されています。気分を明るく保ち、沈んだ心をサポートすることから「サンシャインサプリメント」とも呼ばれます。

ただし、重度の症状や12週間を超えるような長期間の使用については、さらなる研究が待たれている段階です。

神経系のリラックスと鎮静

ストレスや緊張からくる休息の質の低下を和らげる働きが期待されています。注意力を低下させにくいという特徴を持ちながら、筋肉の緊張をほぐすことで、神経性の違和感や不快なリズムを整える一助になると考えられています。

女性特有のバイオリズムのサポート

更年期に伴う不調(ホットフラッシュなど)を和らげるほか、月経前症候群(PMS)についても、その期間や重さを軽減するという研究報告があります。

外側からのいたわり(鎮痛・抗炎症)

成分が持つ整える力により、浸出油(オイル)の形で、傷、やけど、打撲、筋肉の違和感、節々の悩みなどのケアに伝統的に用いられてきました。

カフェインの有無

カフェインは含まれていません。

服用法

内側からの取り入れ方

主にハーブティーや、乾燥エキス剤などのサプリメントとして内服するのが一般的です。

外側からのケア

花を植物油に浸して作る「浸出油(セントジョンズワート油)」が、傷や筋肉の違和感などのケアに、直接塗布する形で古くから用いられています。

副作用

光への感受性の変化

日光への感受性を高める「光過敏症」のリスクが知られています。特に多量を摂取した場合や、色白の方などは、日光による肌の反応に注意が必要です。

その他の反応

不眠、不安、めまい、胃腸の症状、頭痛などが報告されています。体調に合わせて慎重に取り入れましょう。

安全性

短期使用の目安

多くの成人において、12週間までの短期的な使用については安全性が示唆されています。

妊娠中・授乳中の配慮

妊娠中や授乳中の使用は推奨されません。胎児への影響の可能性や、母乳を介して乳児に眠気などを引き起こすリスクが指摘されているため、この時期の摂取は控えましょう。

相互作用

医薬品との非常に重要な注意点

セントジョンズワートを利用する上で、最も留意すべき点は「医薬品との相互作用」です。薬物代謝酵素に影響を与える性質があり、以下のような多くの薬の働きを弱めてしまう可能性が報告されています。

  • 抗うつ薬
  • 経口避妊薬(ピル)
  • 抗凝固薬(ワルファリンなど)
  • 免疫抑制薬

これらを含め、何らかの医薬品を服用中の場合は、使用前に必ず医師や専門家に相談し、慎重な判断を仰ぐ必要があります。

その他

名前と歴史の由来

その名はキリスト教の「聖ヨハネ」に由来します。聖ヨハネの祝日(6月24日)の頃に開花することから名付けられました。古代ギリシャ時代から、人々の心と体のケアに用いられてきた非常に長い歴史を持つハーブです。

専門家による判断の重要性

軽度から中等度の心の揺らぎに対しては多くの研究で有効性が示唆されている一方で、医薬品との深刻な相互作用のリスクを併せ持っています。自己判断ではなく、専門家による慎重な確認が不可欠なハーブといえます。

参考文献はこちら

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