レモングラス
レモンガヤ
学名
Cymbopogon citratus 、 Cymbopogon flexuosus
英名
Lemongrass
科名
イネ科
使用部位
葉、茎、葉鞘基部
花言葉
「爽快」「凛々しさ」
忙しい人向け ステータス表
総合評価
| 項目 | スコア | 評価の理由 |
| 薬理活性 | ★★★★☆ | シトラールによる強力な抗菌・抗真菌・消化促進作用。 |
| 汎用性 | ★★★★★ | 料理(タイ料理等)、ハーブティー、精油、防虫と多彩。 |
| 安全性 | ★★★★☆ | 適切に使用すれば安全だが、精油の肌塗布は刺激に注意。 |
| 即効性 | ★★★★☆ | 香りによるリフレッシュや胃の不快感に素早く反応。 |
| 入手性 | ★★★★★ | 乾燥葉、生鮮品、精油ともに手に入りやすい。 |
固有効果
| 項目 | スコア | 評価の理由 |
| 消化器系への作用 | ★★★★☆ | 胃の働きを助け、脂肪分解やガスの排出(駆風)を促進。 |
| 抗菌・抗真菌作用 | ★★★★★ | 白癬菌(水虫)や細菌の増殖を抑える高い殺菌力。 |
| リフレッシュ効果 | ★★★★★ | シトラールが脳を刺激し、気力アップと鎮静を同時に叶える。 |
| 防虫・忌避作用 | ★★★★☆ | 天然の虫よけとして、精油やポプリで高い実用性を発揮。 |
※評価スコアやランクについて…このステータス表は、専門機関のデータベース(厚生労働省eJIMや国立健康・栄養研究所など)の情報を基に、僕個人の使用感や視点を加えて作成したものです。効果の感じ方には個人差がありますので、あくまで目安としてお楽しみください。
主な効果・効能
消化器系への作用
- 胃の働きを活発にし、脂肪の分解を促す作用があります。食欲不振や胃もたれ、消化不良の改善に役立ちます。また、腸内に溜まったガスの排出を助ける「駆風(くふう)作用」も期待できるため、食後のお茶にも適しています。
抗菌・抗真菌作用
- 香り成分であるシトラールが持つ強力な抗菌力により、細菌や一部の真菌、特に白癬菌(はくせんきん、水虫の原因菌)の増殖を抑制します。風邪やインフルエンザの予防、水虫対策に利用されるほか、精油はマッサージオイルに加えることで抗炎症作用も発揮します。
心身へのリフレッシュ効果
- 主成分シトラールの香りが脳を直接刺激し、気力がない時や気分が落ち込んでいる際に心身をリフレッシュさせます。同時に、リナロールなどの成分がもたらす穏やかな鎮静作用により、心を落ち着かせる手助けとなります。
防虫・忌避作用
- シトラールをはじめとする香り成分は、多くの虫が嫌うため、古くから天然の虫よけとして活用されてきました。精油を希釈して作る虫よけスプレーや、乾燥葉をポプリにしてクローゼットの防虫剤として使用できます。
カフェインの有無
- カフェインは含まれていません。
服用法
- レモングラスは、香りの強さが「エッセンシャルオイル > フレッシュ > ドライ」の順になりますので、目的に応じて使い分けるのが良いでしょう。
- ハーブティーとして飲用するほか、タイ料理のトムヤムクンのように、肉や魚の臭みを消し、爽やかな香りを加えるために料理に用いられます。ブレンドティーに加えると、他のハーブの風味を飲みやすく調整する矯味(きょうみ)作用もあります。エッセンシャルオイル(精油)は、芳香浴のほか、水に数滴垂らして拭き掃除に利用したり、ティッシュに含ませて靴の消臭剤にしたりと、幅広く活用できます。
副作用
- 子宮を収縮させる作用(子宮収縮作用)があるため、妊娠中の使用は必ず避けてください。また、イネ科植物にアレルギーがある方や授乳中の方も注意が必要です。精油は皮膚への刺激が強いことがあるため、肌に直接使用する際は必ずキャリアオイルなどで希釈し、濃度に十分気をつけてください。
安全性
- 適切に使用する場合、安全に利用できるハーブとされています。
相互作用
- 医薬品との相互作用は報告されていません。
その他
一般的に利用されるレモングラスには、植物学的に異なる2つの主要な種類があります。
- 西インドレモングラス (C. citratus): 葉鞘基部が緑白色に肥大するのが特徴で、料理に適した軽やかな香りを持ちます。不稔性(ふねんせい)で種子ができないため、株分けで増やします。
- 東インドレモングラス (C. flexuosus): 葉鞘基部は肥大せず、アントシアニンにより赤みを帯びます。シトラールの含有量が多く、より強いレモンの香りがするため、主にエッセンシャルオイルの原料として利用されます。こちらは種子で繁殖します。

